第26話 スポーツマンな男たち

こんにちは

いまりです

今回のお話しのお相手は、またしても40代前半の方で、ちょっと強面な人

お釣りの千円をチップだと言ってくれた

こうやってお釣りをくれる人は沢山いた

それが単純に嬉しかった

この人は既婚者で(8割ぐらい既婚者だったけど)、香水の匂いを嫌がった

私はそこで初めてそのことを指摘され、それ以降、香水をつけて仕事に行くのをやめた

その人は仕事でゴルフのコーチをやっていた

聞けば私が行ったことのある打ちっ放しの所

もしかして、あの時私にゴルフを教えてくれたコーチってこの人なのかな?と一瞬よぎった

仮にそうだとしても、覚えてないね、お互い

私のことを「エロいね」と何度も言っていた

色々な人に「いまりはエロいね」と言われたけれど、言われる度に嬉しくなった

だってこの仕事をしている以上「エロいね」は最高の褒め言葉だもん

結構、スポーツをしている人も多くて、野球選手をしていたという人もいた

その人は50代半ばで、本当お元気で時間内に2回射精していた

今でも野球のコーチをしているらしく、その日は試合前日だったんだって

試合前には験担ぎで必ず来るらしい

けれど、元プロ野球選手だって言うから後で名前をググったけど、全くヒットしなかったんだよね

あくまで自称だったのかな

まぁ、こんなところで例え有名人に会えても誰にも自慢できないけどね

ただ、今もテレビで活躍している芸人さんの同級生って人はいたな

そんな芸人さんのエピソードが聞けるのが楽しかったかな

それにしても、あの野球選手の人にはそれっきりお会いする機会はなかったけれど、翌日の試合はどうだったのかな?

大して気にもならないのが本音だけど。


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第25話 2回戦

元気な人っていいね

この日のお相手は、40代前半のお兄さん

本当に、普通に彼女か奥さんいてもおかしくないような好青年な人だったけど、独身で彼女もいないと言っていた

女性が苦手なのか女性と喋るのが苦手だとも言っていた

かといって全然陰キャとかではなく、スポーツもやってる健全な人

男友達は多いんだろうなってタイプ

この人がつけたオプションは「即尺」

ホテルのドアが開いて、名前の確認をして、料金を頂いてお店に電話をしたらスタート

私はなぜか即尺のオプションをつけられることがとても多かった

ベルトを外してズボンと下着を下ろしたら、もう大きくなっているアレを持ってきた洗浄綿で優しく拭いて、舐めあげていく

この人は100分で2回射精した

一度目が終わると、私は得意のオイルマッサージをしてあげた

いっとき勉強していたおかげで、ちょっと本格的なマッサージが出来たんだ

これは誰にでもやっていたわけではなくて、感じ良いなと思った人にだけやってあげていた

オイルマッサージが終わって、少しまったりしていると、この人のあそこがいつのまにかまた大きくなっている

これはもう一回ってことだな

お金を貰っている以上、いくら新人でもこちらはプロだから、時間内なら何度でも抜いてあげようと思っていた

だから私はこの人の大きくなったところに手を伸ばし、また口に含んで二度目の射精へと促した

その後は、無口だった男性も少しずつ心を開いていってくれて、色々なことを話してくれる

そうゆう瞬間は、いつも私の方がきっと癒されていた。

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第24話 写メ日記と電マ

風俗嬢は毎日blogを書く

いわゆる写メ日記というやつね

毎回違う写真を載せてblogを書いてアップする

これを面倒くさがる女の子は沢山いたけれど、私はこの作業がとても好きだった

自分で言うのもなんだけど、私は凄く努力した

写メも工夫したし、blogの内容も時間をかけて一生懸命書いた

そのblogにコメントをくれる方にも全て返信をして、更にそれを逐一ノートに書き写していた

来てくれた時に話しが合うように、そして忘れないために

その努力が実ってか、地元の風俗嬢全体の写メ日記アクセスランキングには常にトップ10に入っていて、1位も何度も取ることが出来た

だから私を呼んでくれるお客さんたちは、blogを見て来てくれる人がとても多かった

この青年もその一人

まだ私より若いくらいの年齢なのに、初回からいきなり200分とってくれた

コンビニでチーズケーキを買って差し入れもしてくれた

この青年がつけたオプションは

「とびっこ」

「電マ」

「ローター」

の3つ

電マやローターは馴染みがあったけど「とびっこ」を使うのは初めてだった

要は遠隔操作の出来るローターみたいなもの

これをパンツの中に入れて行って、お客さんと会ったらリモコンをお客さんに渡す

お客さんは好きなタイミングでスイッチを入れる

その女の子の反応を見て楽しむ

そんな使い方かな

私はお店で、初めてパンツの中にとびっこを入れた

するとスタッフが急にスイッチを入れるから

「あっ…!」とびっくりしながらも声が出てしまった

「いいね、その反応良いよ〜。そんな感じで頑張って来てね」

ってふざけてスタッフは言った

とびっこ、電マ、ローターの3つのアイテムを持って行ったとはいえ200分て3時間20分じゃん?

そんな長い時間、何をすれば良いんだろう?

間が持つかな?

とちょっと不安に思ったけど、この青年は射精の後もすぐに復活して、結局3時間で3回もイッた

普通に凄いよね

この人は本強もなく感じも良くて良いお客さんだった

前回、グリンスの話しをしたけれど、だいたいいつも持っていく御用達アイテムは

「ローション」

「グリンス」

「匂いのしないボディーソープ」

「ローター」

「イソジン」

だった

匂いのしないボディーソープは既婚者向けで、奥さんに匂いでバレるのを嫌がる人用に持ち歩いていた

ローターはお店側が女の子に一つずつ用意してくれていたけど、私はそれを殆ど使わなかった

なぜなら、自分がプライベートで購入したローターを持っていたから

使い慣れたやつの方が良かったし

それだけじゃなくて、実は電マもマイ電マを持っていたから持ち歩いていた

オプションになくても

「私、電マ大好きなんだ」

と言うと殆どの男性は電マを使いたがった

なんでこんなに電マを積極的に使わせたかっていうと、殆どの男性はAVを教科書にしているのか強くすれば良いと思って手マンをしてくるから痛いし、演技するのも面倒で、その点電マなら確実にイけるから演技しなくても良いし、乱暴に触られるより電マを充てられる方がよっぽど楽だった

単純に、電マは気持ち良いからっていうのもあるけどね

でも、電マ大好きなのは本当なんだ

この世界に入る前から普通に持っていて、寂しい夜はよくこれを使って一人で遊んでいたからね

実は昨日も1人で遊ぼうとしたけど、まさかの電池切れだった

どんだけ愛用してるんだ…。

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第23話 性病と、本番しか興味のない男

こんにちは、いまりです

おじさんの話しを前回書いたけれど、おじさんもいればお爺さんもいるわけで、若い子だって来るからターゲット層なんて絞りずらいよなぁ

私がホテルに入ると、中にいたのはどう見ても20代前半ぐらいの男の子

悪い意味で今風の、ひょうひょうとした感じ

この男の子も、当たり前のように本強してきた

そんなに本番がしたいなら、出来るところに行けば良いのに

この子曰く、デリヘルで本番をするのが醍醐味らしい

出来ればラッキー!って感じで本強する人はめちゃくちゃ多いけど、出来なかったら出来ないなりにプレイを楽しんでくれる人が殆ど

けれどこの男の子は、本番出来ないならそうゆう行為自体もう興味はないって言って、時間がくるまでひたすら喋っていた

そしてこの子は前の彼女の話しをし出した

「俺、浮気で彼女に淋病映して振られてるんだよね」

そんなことしておいて本強とか怖すぎる

更にこの子は自分語りを続ける

「俺ってボンボンなんだよねー」

「変わってるって思われたいんだよ。性格悪くても、悪い俺ってカッコいいじゃん!あー天才になりたいなー!なんか人にdisられるの快感なんだよね」

もはや言っていることが支離滅裂

話しを合わせるのが凄く疲れた

普通にプレイした方がずっと楽だったと思う

デリヘルは、いくら本番しないといっても性病のリスクとは隣り合わせの世界

お店側のちゃんとした方針で、私もちょこちょこ性病検査をしていたけれど、引っかかったことはなかった

私はこのお店でしか働いたことがないから他は知らないけれど、仕事の時にいつも持ち歩く「グリンス」というボディーソープがあった

全然泡立たないんだけど、これを普通のボディーソープに混ぜて使っていた

もし、男性側が性病を持っていたらこの成分に痛みを感じるらしい

それでこっそり判断していたというわけね

痛がった人はいなかったし、実際に性病にはならなかったから良かったけれど、自覚症状がありながら来る人も中にはいるだろうから、本当にリスキーだったと思う

お店の常連さんで、いつも違う女の子を指名する人だっているし性病はどこでどう広がっていくかわからないから本当に怖いと思う

私は毎回グリンスを多めに混ぜて、男性の性器を洗っていた。


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第22話 初めてのリピーター

コンプレックスの強い私は、自分なんかに需要があるのかとっても心配で仕方なかった

そんな自分を少しだけ変えてくれたのはまさにこのお仕事だった

まず、自信をつけてくれたのは、背の低いこのおじさんだった

前にも書いたけど、ノーパンのオプションを付けた人ね

かなり私を褒めてくれたこのおじさんは、3日後に私を本指名してくれた

これが初めてのリピーターだった

スタッフも「おめでとう!」と一緒に喜んでくれた

しかも前回は100分だったのが、この時は130分とってくれた

そしてその後も週一ぐらいで私を呼んでくれて、時間も150分と少しずつコースアップしていった

オプションは相変わらずノーパンにノーブラ

店を出る直前に下着を脱いで行っていたけど、時間がないときは送迎の車の中で脱いだりしていた

そのおじさんとも慣れてきて、友達みたいなノリで喋れたから、じゃれたり色々お喋りも盛り上がった

ただ、イかないんだよね

なぜか

それでもおじさんは私を呼んでくれていた

「おまえを愛してるんだよ。だから他の男ともこんなことしてるかと思うとヤキモチ焼いちゃうんだ。おまえは俺の女だからな」

と、何度言われても、私は心の中で舌を出しながら

「ありがとう」

と嬉しそうに言ってみせた

そう言うしかなかった

もちろん、恋愛感情なんて1ミリもなかったし

だけどあるとき、私が冗談のつもりで自虐的なことを言うと、おじさんがいきなり私の頬を平手で叩いてきた

「そんなこと言うな!」

と怒っていたけど、怒りたいのはこっちだ

パシッと音がするほどの強さで叩かれた私は、必死で目に涙を溜めてみせた

そしてまたあるときは、突然

「おまえの陰毛が欲しい!」と懇願してきた

あまりのしつこさに、私はおじさんのご自慢のお髭を指して

「その髭剃れるならいいよ」

と言うと、おじさんはすぐにフロントに電話をしてハサミを頼みだした

その直後に、おじさんは髭剃りで髭を全部剃った後、私のあそこの毛を摘んで1束、本当に切った

おじさんは大事そうに私の陰毛をしまっていた

もはやなんのプレイなんだ

そんなおじさんも、普通の仕事をしている人だし毎週私を呼んでお金大丈夫なのかな?ってちょっと心配になった

そんなおじさんとも最後に会ったのはクリスマスのちょっと前

おじさんは私にクリスマスプレゼントだと言って箱を渡してきた

ケーキかな?って期待して開けると、写真立てのついた置き時計だった

正直言って、凄くガッカリした

全く気にいらないものだったから

それに、ちょっと腑に落ちなかったのは、プレゼントと言いながら包装紙で包んであるわけではなく、ただの箱に入っていただけだったんだよね

まるで、一度開けてある物を自分で箱に入れたみたいな…

そしてこの頃、ちょっとこのおじさんが嫌になってきていた

叩かれたのは一度だけじゃなかったし、陰毛まで切られて、このおじさんに対してイライラしていた

だから、つい帰りの送迎の車の中でスタッフにおじさんの悪口をまくし立てるように言ってしまった

「このプレゼントだって、いらないよ。うちになんか絶対置きたくない!!」

とも言った

それっきりおじさんは、私を呼ぶことは二度となかった

まるで車の中での悪口を聞いていたみたいに

後から思ったけどあの時計には、もしかして盗聴器が入っていたんじゃないかな?

新品には見えなかった時計だし、何か細工していたのなら包装紙がなかったのも辻褄があう

でもまさか、そんなわけはないか

風俗嬢の友達が、前に盗聴器をつけられたことが3回あると言っていたのを思い出し私はゾッとした

でもそんなわけないよね、きっと

その時計は、どうしても家に持っていきたくなくて、でも捨てるのも忍びなかったし、こっそりお店の棚に隠してしまった

今でも置きっぱなしかもしれない

盗聴器だって、万が一つけられていたとしたら、お店の情報が筒抜けになってしまう

あのおじさんが来なくなったのは、私が嫌がってること見透かしたからなのかな?

来なくなったおじさんに、少しだけホッとしていた自分がいた。


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第21話 風俗嬢の待機室

いまりです

今回も読んで下さりありがとうございます

今回は、お客さんではなく待機室での事を書きたいと思います

初めて待機室に入った時は緊張したな

ソファが4つある広めの部屋で、同じ空間にスタッフのデスクとかがあったから特別スタッフとの仕切りがあったわけではなかった

そのせいか、男のスタッフとはすぐに打ち解けた

みんな凄く話しやすくて、スタッフはみんな女の子たちとも仲が良かった

一緒にゲームして遊んだり、鍋パーティーしたりいつもワイワイしていた

私もスタッフとはすぐに仲良くなって、同じ歳の男の人とは、共通の人物もいた為なんとなく親しみを込めて下の名前で呼んだりしていた

でもそれが女性スタッフの逆鱗に触れたみたいだった

「あるスタッフのところの呼び方、注意してね。誰のことかわかるよね?他の女の子から苦情がきてるから」

と言われた

そういえば私以外のみんなは、その男性スタッフのところは苗字にさん付けで呼んでいた

私は入ったばかりでいきなり馴れ馴れしいって、他の女の子から思われたのかもしれない

それ以来、他に誰かいるときには私も他の子と同じように呼ぶことにした

入ったばかりで注意されたのはそれだけじゃなかった

冒頭でも言った、初めて待機室に入った時、とりあえずドアから一番近いソファに座った

すると他のソファに座っていた、まだだいぶ若そうな女の子と目が合った

私がニコッと微笑むと、その子は私のところに駆け寄ってきて

「一緒にスゴロクしませんか?」

と言ってきた

スゴロクって言っても簡易的な人生ゲームね

そんなのやるの子供の時以来だったけど、断る理由もなかったし、やることにした

もう一人、おっとりした女の子も誘って3人でやることになった

スタッフも誘っていたけど、スタッフはその時忙しくてできなかった

おっとりした女の子に年齢を聞くと、私よりひとつ上だった

みんなサバ読んでるし、こういうとこで歳を聞くのはあまり良くないみたいだけど、その時の私は風俗業界の常識を知らなかったから色々な人に聞いてしまっていた

スゴロク誘ってきた子はちょっと不思議ちゃん風で、でもとても可愛くて良い子だった

ゲームで盛り上がってキャッキャ騒いでいたのは私だけじゃなかったけど、多分そのことで後から女性スタッフに

「待機室では他の女の子もいるし、あんまり騒がないでね」

と注意された

他の女の子たちだって固まってめちゃくちゃ騒いでいても注意しないくせに…

この頃の私はこの女性スタッフにとても嫌われていたと思う

面接のときから不穏な空気だったし

後から、他の女の子に私の悪口を言っていたということを聞いた

でもこの女性スタッフとは、後々、強い信頼関係を築くことになるの

慣れてくると、座るソファもだいたい決まってきた

風俗業界の常識も少しずつ身についていった

待機室では本当に様々なことが起きる

そのお話しはまたそのうちね。


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第20話 ノーパンと本番強要

風俗2日目のお仕事は日曜の朝から始まった

キャバクラはだいたい夜だけど、風俗はお酒飲むところじゃないし、朝から活動出来るからいいなと思った

そんな朝一番のお客さんのオプションは、ノーパンで待ち合わせだった

スースーする足元を気にしながら、ホテルの近くの待ち合わせ場所に現れたのはおじさんだった

昔はおじさんとえっちなことするなんてありえない!!生理的に絶対無理!!

って思っていたけれど、割り切ってしまえば意外と受け入れられるものだった

この人は130分と長めの時間をとってくれた

話しやすい人で、接しやすいなと思った
嫌な思いすることもなく仕事ができた

そして2本目

40代ぐらいの茶髪にカチューシャをしたちょっとチャラい男の人

凄くふてくされた態度の男性で、こうゆうタイプもいるんだなぁって知った

その人はぶっきらぼうに

「挿れさせて?」

と当たり前のように言ってきた

これがデリヘルの、切っても切れない本番強要との戦いの始まり

私は絶対本番はしないって決めていたから必死で拒否した

まだ上手いかわし方もわからなくて、この本番強要が凄く凄く嫌だった

私が断ると向こうは諦めてくれて、時間がくるまでひたすら自分語りをしていた

私はこの仕事で初めて苦痛を感じて、時間がくるまでが凄く長く感じた

けれど、その次の上品そうなおじ様も、本番強要をしてきた

本番強要をされると凄く気持ちが滅入った

どうしたらいいのかわからなくなってしまって、とても困った

この日最後のお客さんは、ラブホテルではなく、自宅への訪問だった

スタッフから

「この人はかなりの汚部屋らしいから、覚悟してった方がいいよ」

と言われてはいたものの、想像以上だった

足の踏み場なんてなくって、散らかった部屋に雑に布団が敷いてあった

あまり綺麗ではなさそうなお風呂に一緒に入って、覚悟を決めて布団に入った

布団の横には沢山の薬の袋があって、どの袋にも「心療内科」と書いてある

そして、この男性もおっとりした口調ではあったけど、

「挿れてもいい?」

と聞いてきた

私が断ると

「俺、挿れないとイかないから」

と言って、本当にみるみるあそこが縮んでいった

それから時間がくるまで、その人が自分のパソコンを開いてお気に入りのアーティストの動画を見せてくれた

歌を聴きながらその人はノリノリで歌い始めた

「歌、上手いね」

と言うと(お世辞だけど)

「俺、プロの事務所にスカウトされたことあるから」

と言ってきた

それが彼の妄想なのか事実なのか本当のところはわからなかったけれど

時間が来て玄関までお見送りしてくれたその人に

「風邪ひかないでね。泥棒入らないようにちゃんと鍵閉めてね」

と言っているところを迎えに来たスタッフが聞いていて

「めちゃくちゃ良い対応してますね!」

と褒めてくれた

もうすっかり外は夜が深くなっていて、私は帰りの車の中で何を思ったのかはもう覚えていない。


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第19話 男の潮吹きと上辺だけの約束

こんにちは

いまりです

今日は風俗嬢として初めての出勤の日のお話しをしたいと思います

初めてということで、お店のスタッフが良心的な常連さんをつけてくれた

私はその人がオプションで付けたチャイナ服持参でホテルに向かった

私よりいくつか歳上のその人は、私から見てまだ「おじさん」と呼ぶには早いぐらいの年齢だった

あまりの緊張で、この時のことはあまり良く覚えていないんだよね

でも一つだけ、印象に残っていることがある

普通は男の人って、射精した直後触られるのをくすぐったいのか嫌がるけれど、その人はそのまま頭の部分(先っぽね)を撫でるように言ってきた

指全体で覆うようにくるくると撫でていると

「やばい…。潮吹きそう。男もね、潮を吹くんだよ。」

と教えてくれた

その人が言うには、射精した直後に刺激を続けると男性も潮吹きをするらしい

まぁ、結局先に限界がきたのか潮を吹くことなく手を止めさせられて、潮吹きを見ることは出来なかったんだけどね

残念

そして待機室に戻ってきた後、スタッフに

「いまりさん。テクニシャンらしいね。さっきの人から電話で、初めて潮を吹きそうになった。って言われたよ」

と報告があった

わざわざそんな電話をかけてきたわけではなくて、最初の数回だけはスタッフがお客さんに電話をして、どうだったか聞いてくれたのね

うちの店は完全な会員制だったし

その後、私は色々な人で何度も試したけど、どの人も射精の直後は触られるのを嫌がってしまって、とうとう男の潮吹きを見ることはなかった

残念

この日ついたお客さんは3人で、3人目のお客さんは他県から出張かなにかで来た人だった

年齢は40代半ばぐらいかな

その人はなぜか私を凄く気にいってくれて、自分の身の上話しを延々と話しだした

奥さんと離婚したことや、子供に会いたくて仕方ないことなど

この人は130分とってくれたんだけど、あっという間に130分が経った

すると「延長って出来る?」と聞いてきたので、まだ良くわからなかった私はお店に確認の電話をして、1時間の延長を受けた

実はこの男性はスタッフのうちの1人の、友達の友達らしい

そんな繋がりがあることをとても気にしていた

「風俗嬢にハマったなんて友達に知られたくないな」

としきりに言っていた

そして

「次はもっと長く一緒にいたい。10万ぐらいで一日一緒にいられるなら安いもんだよ」

と言った

バカだから本気にして喜んじゃったけど、結局この人は、この後一度も私を指名することはなかった

他県の人だし、お店に来たのかも不明

ただ、写メ日記を書き始めて何度か

「俺のこと覚えてる?」

ってコメントがきたんだよね

私はこの人だと思ったんだけどな

結局わからないまま

あの人の私を見る眼差しに嘘はないと思っていたけれど、守れない約束なら結果的に嘘になる

私は初めて延長をしてくれて、凄く優しく色々な話しをしてくれたこの人を、単純に”良い人”という印象を受けた

別に男として惹かれたわけじゃないけれど、風俗でこんな優しい気持ちになれるなんて、この時初めて知ったんだ。

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第18話 風俗嬢になったワケ(後編)

続きを読みに来て下さってありがとうございます

今日は後編です。

風俗のお店って、自分が考えていたよりもずっと沢山あって驚いた

ピックアップしたところだけで何十店にもなってしまった

ほとんどネットで応募をした

迷ったところの全部と面接をしてじっくり決めよう

そう思った

そしてあるお店からすぐに連絡が来て、あっという間に面接の日が決まった

決心は固くついたつもりで、むしろワクワクしていたのに面接の前日は、自分の中で何かが変わることが怖かったのか涙が溢れてきた

それでも決意は変わらなかったけどね

そして面接

面接をしてくれた人は女性の方だった

この女性の面接の時の印象は最悪だった

ここで働きたいならと名前や住所など色々細かいことを聞いてきた

今思えば当たり前なんだけど

でも私は、とりあえず話しを聞いて考えたいといったスタンスだったから、噛み合うはずもなく女性がイライラしているのが伝わってきた

私も、ここはやめておこうとぼんやり考えながら受け答えをしていた

ところが、私の気持ちを変えたのは待機室にいた女の子の言葉だった

店から出るとき、とても明るい声で

「いってきまーす」

と行って出ていったの

たったそれだけなんだけど、私の風俗に対する印象はガラリと変わった

ここなら楽しく仕事ができるかもしれない

そう思った私に女性は

「風俗は決してアンダーグラウンドな世界じゃないから」

と言ってくれた

沢山のお店と面接をしてじっくり決めよう

そう思っていたのに、一番最初に面接をしたこのお店で私は働くことを決意した

私はけっこう引きが強い

このお店に一番最初に出会えて面接できた自分を、凄くラッキーだったと今でも思う

面接では、自分が出来るplayと出来ないplayの項目に○や×を付けるところがあった

女王様や3Pは迷わず×をつけさせてもらった

最初、即尺(ホテルに入ってお風呂に入る前にすぐにフェラチオをすること)の意味が分からず女性に説明してもらった後、私はふと疑問に思ってこんなことを質問した

「もしも、わざと洗わないで汚れた状態で待つ人がいたらどうすれば良いんですか?」

そうゆう性癖の人もいると思ったから聞いたんだけど、この質問は女性をかなり驚かせたみたいで

「本当に風俗初めてなの?初めてでそんなこと言ってくる人いないよ?凄く知識があるみたいだけど、どっかでやっていたんじゃないの?正直に言って?!」

と言われた

性に対して元々オープンな性格だったし、その手の話しも大好きだっただけで、本当に私は初めてだったけど、中々信じてもらえなかった

そして写真撮影の日と講習の日を決めてその日の面接は終わった

講習はこの女性が着衣のまま、丁寧に教えてくれたのでとても安心できた

男性の靴を揃えるといったマナー的なことや、流れや手順などを教えてもらった

素股のやり方も教えてもらったけど、まさかプライベートでしたことがあるなんて言えなかった

ますます疑われてしまうもの

写真を撮ってくれたのは男性スタッフだった

スタジオみたいなところに2人で行き、言われたコスチュームに着替えて撮影が始まった

ポージングの姿勢が意外とキツくて体がプルプルしてした

男性目線で撮ってもらった方がいやらしく映るだろうな、と妙に納得した

でも、服を脱いで下着姿になるように言われたときはやっぱり勇気がいった

それでも風俗嬢になると決めた私は躊躇うところは見せたくなくて、何でもないように服を脱いだ

これぐらい全然平気

自分にそう言い聞かせた

写真を撮り終わると男性スタッフは

「君なら売れると思うので安心して下さい」

と言ってくれ、それが本当に嬉しかった

自分に自信なんてなかったから、とにかく私に需要なんてあるのかとても不安だったから…

こうして私は風俗嬢デヴューを果たした

風俗を始めて一か月ぐらい経った頃、私は離婚をした

風俗をやっていたおかげで、離婚後の心配もなく別れることが出来たから、タイミング的にも凄く良かったと思う

もし、風俗をやっていなかったら、私のダメージは計り知れなかったはず

あのクズ男に、三行半を突きつけることが出来なかったかもしれない

そう思うと、このとき風俗をやっていて本当に良かったと心から思う

私は、長く働いていた会社も、好きでもない旦那も捨てることが出来て、環境も自分自身も大きく変わることが出来た

風俗を辞めた今でも、あんなに自分に合った仕事はなかったと思う

次回からはタイトル通り、風俗での出来事や印象に残ったお客さんのことなどを書いていこうと思います。

今日もここまで読んで下さってありがとうございます

また、次回も引き続きお付き合い頂ければ嬉しいです。


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第18話 風俗嬢になったワケ(前編)

元々興味はあったの

お久しぶりになりました

いまりです

最近バタバタしていることが多くてね

そして今回は、いよいよ風俗嬢になった時のことを書きたいと思います

当時の私は、長く勤めた会社を辞めて就職活動をしていたの

でも就活はあまり順調じゃなくて、何社も落とされた

それでも2ヶ所ほど採用されて働いたところがあったけど、やっと決まった仕事なのに長くは続かなかった

どうも私は上司と対立してしまう

思ったことを黙っていられないこの性格だから、同僚とはすぐに仲良くなれても上司とは折り合いが悪かった

長いものに巻かれれば楽なのかもしれないけど…

仕事は自分で言うのも変だけど、人一倍一生懸命やった

でも一生懸命努力したつもりでいても、努力が足りなかったのか仕事が中々覚えられなかった

そうして無理ばっかしていたら体調を崩しちゃって病院に行くはめに

異常な数値の検査結果が出て医者にはストレスからだと言われた

この時、私は確かに変だった

ボーっとして、誰かと会話をしていても、まるでどこかで誰か他人が話しているのを遠くで聞いているような、おかしな感覚に襲われた

後から知ったけど、これは離人感と言う症状らしい

私は自分が社会不適合者なんじゃないかと思うようになった

今でも思ってるけどね

でも現実的に考えて仕事をしないと生活ができない

その時の旦那は頼りになんてならなかったし

元々、風俗には興味があった

漠然と風俗で働いてみたい願望もあった

ただ私の中で、それを抑える気持ちもあった

けれど、仕事に行き詰まったことと、その頃は貞操観念が破壊されていたことから、風俗を視野に入れるにはもう十分だった

私はネットで風俗店の検索をし始めた

県内の風俗を片っ端から調べていった

長くなってしまったので、今回はこの辺で

後編に続きます。


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