第14話 好きじゃなくても出来るんだ

今回は、高校の時の合コンのお話しです

まだ本当にピュアだったあの頃の…

男友達と私で、3対3の合コンをしようって話しになった

慣れないbarで慣れないお酒を飲んで、楽しくお喋りして、なぜかひとりの男のうちへみんなで行くことになった

その男はアパートで一人暮らしをしていた

私の男友達は用事があったのか、先に帰ってしまったけど

男女5人で狭いアパートで喋っているうちに、ひとりふたりと眠り始めた

起きているのはアパートの男と私だけになっていつのまにか寄り添う形に

そのうち男は私に

「キスしてもいい?」

と聞いてきて、私は初めてキスをした(厳密に言うと初めてじゃないけどその話しはまたいずれ)

初めてなのに彼の舌が私の口の中に入ってくる

それはとろけるように気持ちが良かった

キスを交わすと彼は

「胸、触って良い?」

と聞いてきて、私が頷くと彼の手は私の胸に伸びてきた

キスは凄く気持ち良かったのに、初めて男の人に胸を触られたこの時、全く何も感じなくてただただ違和感しかなかった

そして彼が私の肩を抱き寄せたその時

「いまり!何やってるの!?」

友達が急にムクッと起きて私にそう言った

私はびっくりして彼から離れてなんとか誤魔化そうとした

けれど寝ぼけていたのか友達はまたバタンと横になって眠ってしまった

空気読んだのかもね

でも、なんだかハッとした私は彼に

「私も寝るね」

とみんなと同じように雑魚寝し始めた

すると彼は私のぴったり後ろ側について、後ろからまた執拗に私の胸を触ってきた

当然、私はこの時キスも初めてだったしどうしたら良いのかわからなくて

「ごめん、私先に帰る!」

と言って、まだ薄暗い中ひとりで帰って行ってしまった

胸を触られたのは正直良くわからない感覚だったけど、唇の感触はずっと残っていて私はその時のことを思い出す度胸が高鳴った

その後も彼のことばかり考えてしまって頭から消えなくて、ああ、好きなんだなって気がついた

私は思い切って彼に電話をして、告白をした

返事はまさかのNo

私にはそれがどうしてかわからなかった

だって私のこと、良いなって思ったからキスしてきたんでしょ?胸も触ったんでしょ?

なのにどうして?

聞けなかったけどね

私は男友達に相談すると

「あいつ付き合ってはいないけど、腐れ縁的なセフレはいるよ」

と思いがけないことを聞いて更にショックを受けた

もちろんその後その彼に会うことはなかったし、私の気持ちもだんだん消えていったけれどこの事で私は

女は身体で気持ちが動いても、逆に男は気持ちがなくても身体が動くんだなってことを学んだ

そんな苦い思い出

気持ちがなくてもセックス出来るのは男だけじゃないってことを今は知ったけどね。


女の本音・女心ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です