第12話 キャバクラ勤めと店長との不倫

我ながら、私は本当にキス魔だなぁって思う

キスだけなら誰とでも出来るって思ってた

そんないまりです

昔、ちょっとだけキャバクラで働いたことがある

と言っても昼は会社に勤めていたから、週に数回だけのバイトだけど

自分が住んでいるところからなるべく離れたお店を選んだ

知り合いに会いたくなかったし、誰にもバレたくなかったから

通勤は新幹線で行って、帰りはお店のボーイが送ってくれていた

面接でも送迎が来てくれた

待ち合わせ場所に行くと、店長自らが迎えに来てくれていて、車まで少し一緒に歩いた

歩きながら初対面の私にいきなり「君、なんか俺のタイプだわー」って言ってくるから少しびっくりした

いや、かなりか

お店まで車で1時間ちょい

車内で店長が「俺、結婚してるんだ」と言ってきた

全くタイプじゃなかったし、ふーんって感じだったけど、店長はなぜかその後こう言った

「でも、お願い!いまりさん。俺を彼氏にして下さい!!」

初対面で会ったばかりで、しかも既婚者のくせに何言ってんだ?と思ったけど、当時の私は彼氏と別れたばかりでちょっとヤケになっていた

だから「じゃあ今ここで私にキスできたらいいですよ」なんて言っちゃったんだ

その時車は高速道路の上で、私は後部座席に乗っていた

冷静に考えたら凄く危険なのに、若さのせいか恐怖心がなかった

すると店長は運転しながら後ろを向いて、私の唇にキスをした

私の初めての不倫はこうやって始まった

店長とのデートは、いつも送迎での車の中

ヤルことヤルだけ

キャバクラでの仕事も辛かった

多分、向いていないんだと思う

好きでもない男のご機嫌取りに、かなりのストレスを感じていた

そして驚いたことに、店長の奥さんはお店のキャバ嬢の中にいた

その人は私が入店するとすぐに「実はね、私、店長と結婚してるの。みんなには内緒ね」と言ってきた

入ったばかりの私にそれを言うなんて、女の勘って凄いよね

そしてその人は良い人だったからこそ、店長と不倫していることに罪悪感を感じてきた

お店での仕事も嫌だったし、店長とズルズル続けているのも嫌になって、半年ぐらいでお店を辞めた

私を迎えに来てくれても店に着く直前まで車の中でフェラさせるような男だったし、全くタイプでもなかったのに最後の方は割と気持ちもってかれていたから、私って本当に押しに弱かったとつくづく思う

そんな昔話。


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