第11話 ネット恋愛の行方

今回は、オフ会で出会った男の話しです。

もうずーっと昔だけど、その時私はblogで知り合った1つ年下の男の子と、毎日のようにメールのやりとりをするようになった

やがて、毎日の犬の散歩のときにその男の子と電話をするのが私の日課になっていた

顔も知らない相手なのに、異様に話しは弾んで楽しくて、ちょっとドキドキしていた

自然と会う約束になったけれど、相手は私の住んでいるところから車で3時間ぐらい離れた他県に済んでいた

それでもナビを使ってその子は来てくれた

近くのスーパーの駐車場で待ち合わせをして、いよいよ初対面

本音を言うと、ちょっとだけガッカリした

割と今風の子だったけど、私のタイプではなかったし、想像と違っていたから

今の世の中、こんなのはよくある話しだけどね

でも、生理的に無理ってわけでもなかったし、遠いところから来てくれた引け目もあって、流れのままラブホテルに泊まることになった

ノリが良く、自分の過去のやんちゃ武勇伝を語っていた彼だけど、セックスになるとその子はまさかの中折れ

凄く申し訳なさそうにしていたけど、私は本当はしたかったわけじゃないから、別にどうても良かった

ただ、まだそんな経験の浅かった頃だから、緊張しすぎると中折れすることがあるなんて知らなかった私は、自分にそんな好意をもたなかったんだろうなって単純に思った

けれど、その子は私に

「いまりちゃんのこと本気で好きになっちゃった。付き合ってほしい」

と言ってきた

私はそんな気になれなくて、やんわりとお断りした

翌日、その子は地元へ帰った

そして2人の毎日の日課だったメールや電話はなくなった

それからしばらく経って、その男の子から再び連絡がきた

内容は、私にフラれたショックが大きくて職場で暴れて機材を壊して、100万の弁償をすることになったこと

それと壊した勢いで自分も怪我をして骨折までしたことを話し出した

かと言って、その子は別に私に弁償したお金を払えとか言うわけでもなかったし、一切私を責めたりはしなかった

それほどショックを受けたってことを伝えたかったという感じだった

その気もないのにホテルなんて行った私も悪かったなって流石に反省した

でも、この電話以降、2人の日課がまた戻ることもなかった

それから更に1年ぐらい経って、もうその子とのことも忘れていた頃に、急にまた電話がかかってきた

「俺、結婚することになったんだ。どうしてもいまりちゃんには伝えたくて…」

と言う彼の言葉の真意がイマイチわからなかった

だって、うちら別に付き合っていたわけでもないし、そんな深い間柄でもないのに、それを伝えてどうするんだろう?なんの意味があるんだろう?って

けれどそんな事は口には出さなかったよ

素直に良かったなって思ったから、おめでとうって言った

これがこの子との最後のやりとり

今頃、お子さんもいるんだろうな

奥さんとは仲良くやってるかしら?

なんて、本当に余計なお世話だね。


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